RaspberryPiでコンパイルとかせずにWifiドングルを使う(US-GWMicroNとか、ralinkの)
どうも、こんにちは
もう少し頻繁に書こう、そう思ったりしなかったり。
さて先日、RaspberryPiが届いたのですが、
USBx2と、HDMI、100MbpsのLANしかインターフェースがありません。
自宅サーバならぬ外で使うサーバ的に触ってみたかったので、彼にはどうしても装備してほしかったものがあります。
無線LAN
家にあるのは、PlanexのUS-GW MicroNというものですが、こいつを装備してみたいと思います。
ralink製のチップっぽいです。2870っぽい。
とりあえずRaspberryPiに挿してみると、なんととりあえず認識はされてます。
この調子で、Ubuntuで使う為にやった設定と同じ事をしてみようかと。
大量にsudo叩くのもあれなんで、まずsudo suしておきます。ほんとはこういうのはよろしくないのかな。
まず、aptで、firmware-ralinkと、wireless-toolsを入れます
apt-get upate apt-get instal firmware-ralink wireless-tools
多分、最新が入ってるぜ、と言われますが、まぁ一応確認。
そんなら、今モジュールは読み込まれてるのかな、と、lsmod叩きますが入ってないです。
なので、起動時に読み込まれるように、/etc/modules に、追記します。
#vi /etc/modules
# /etc/modules: kernel modules to load at boot time. # # This file contains the names of kernel modules that should be loaded # at boot time, one per line. Lines beginning with "#" are ignored. # Parameters can be specified after the module name. snd-bcm2835 rt2800usb
こんな感じで、最終行を追加します。
今度は
/etc/modprobe.d/gw-usmicron.conf とかなんかファイルを作って、
中身を以下のようにします。
install rt2800usb /sbin/modprobe --ignore-install rt2800usb; /bin/echo "2019 ed14" > /sys/bus/usb/drivers/rt2800usb/new_id
echoでやってもらっても、viで編集してもらっても良いです。2019 ed14はお持ちのドングルに合わせてください(lsusbの結果です)
出来たらまずリブート。
その後、再度立ち上がったら、またsudo suしてrootになってから、
modprobe rt2800usb
これで、おそらくもう使えます。
lsmodの結果は以下のようになってると思います。
Module Size Used by aes_generic 36429 1 arc4 1319 2 rt2800usb 12510 0 rt2800lib 49181 1 rt2800usb crc_ccitt 1541 1 rt2800lib rt2x00usb 12077 1 rt2800usb rt2x00lib 43890 3 rt2x00usb,rt2800lib,rt2800usb mac80211 253889 3 rt2x00lib,rt2x00usb,rt2800lib cfg80211 180459 2 mac80211,rt2x00lib snd_bcm2835 21485 0 snd_pcm 82208 1 snd_bcm2835 snd_seq 59808 0 snd_timer 21905 2 snd_seq,snd_pcm snd_seq_device 6920 1 snd_seq snd 57668 5 snd_seq_device,snd_timer,snd_seq,snd_pcm,snd_bcm2835 snd_page_alloc 5383 1 snd_pcm evdev 8922 2
※使えなかったら、再度リブートしてみてください。
ifconfig叩いてみましょう。
: : wlan0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 00:xx:xx:xx:xx:xx UP BROADCAST MULTICAST MTU:1500 メトリック:1 RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0 TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0 衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000 RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0 (0.0 B)
なんて感じで出来てると思います。
後は、僕はコマンドラインから無線LANの設定をするのが面倒なんで、wicdで設定しちゃいます。
apt-get install wicd
でインストールしたあと、Xを起動。
メニューで言うと、インターネットの下に「Wicd Network Manager」があります。
コレを起動すると、Windowsでよく見るような、ネットワーク接続のマネージャ的なのが出てくると思います。
あとは、これで設定しちゃえば、普通に使えます。