iPhoneのアドレス帳を利用した辞書のための、VCFファイルを作成するツール作りました。
先日から、iPhoneで色々入力しているのですが、辞書が弱くてちょくちょく辞書登録をしています。
が、案外ユーザ辞書の登録が深い場所にあって、修正なども面倒な感じで。
という事で、昔ながらのアドレス帳を利用した辞書を使うことにしました。
アドレス帳を利用した辞書とはご存知のとおり、iPhoneは連絡先に入っている名前を変換候補に出してくれるという気の利いた機能があり、それを利用するものです。
このやり方だと、バックアップもMacやPCのアドレス帳に取れて、編集まで出来ます。
自分は、姓に":"、姓の読みに":"と入力してます。これで、連絡先としても、一番下にまとまって表示されるので普段の連絡先とは混ざらずに済みます。
で、本題。
このアドレス帳には、iPhoneにvCard形式のファイルを添付したメールを送ると簡単に複数件追加できるので、そのファイルを作ってやろうと。
iPDicVCF
二時間ほどででっち上げた.net appです。FW2.0で作成しているので、Linux,MacではMonoで動くかもしれません。
とりあえずWindowsのmono 2.6.7では起動しました。
起動するとシンプルな画面が出ます。
ここに、ガンガン追加していきます。
間違えたときは行単位で選択し、DELキーで削除してください。
いろいろ打ってみました。空白に見えるのは全角スペースです。
このファイルはサンプルとして添付してあります。
ジャンルごとに姓を統一しておくと後で、アドレス帳から消したりしやすくなります。
行単位で選択し、姓統一ボタンを押せば、選択範囲の姓が三角のある行の姓で統一されます。
保存ボタンをクリックすると、vcfの保存先が聞かれるので、保存します。
その後、それをiPhoneにメールに添付して送り、iPhoneのメーラでアイコンをクリックします。
こんな風に、追加画面になります。
登録すると、変換候補に表示されるようになります。
一度作ったvcfファイルは、読み込みボタンで読み込めます。
おまけのようにcsv読み込み/書き出しボタンがついているので、沢山登録したい方は、エクセル等で作成して読み込んじゃってください。
ただこれだけのアプリですが、ざっくばらんに使ってみてください。
ダウンロードはこちらから。
iPDicVCF.zip