04WebServerで個人用webサーバ製作

 最近TypePなんてものをひょんなことから手に入れまして。
 初期型の、でも一番CPUのスペックのいいやつです。
 SSDは個人的に嫌いなのでHDDモデルですが、FANレスならSSDもよかったかなーって思ったりなんかして。
 かなり静かなのに、カリカリ音だけします。

 こいつが来たので、うちの貧弱で古くて電気代のかかるサーバ(一体型デスクトップでLinuxをインストールすると、液晶OFF時にバックライトが虹色に輝くすごい代物。コントロールがイマイチ効いてない。かなりまぶしい。更にFANも煩かった)から、前に使っていたatomネットブック(ACER)をサーバにして、省電力省スペース化を図ろうと、いろいろ計画してました。
 電気代もバカにならないしね。自分の使い方ならatomで十分。

 で、考えてたパターンは以下です。

1.いつものDebianを新規インストール
 これは手間がかかりすぎる。
 一番カタいけど、HDDが消えるのは少し困る。

2.debianをusbから起動
 余計に手間がかかりすぎる。
 HDDが消えないだけ。

3.VirtualBoxで仮想サーバを作る。
 既にDebianをそれなりに動く状態にしたイメージが置いてあるので、一番早いのですが、Windows上で動くので、結局再起動とか
必要になる。あんまり意味無い。そしてエコじゃない。

4.あきらめてWindows上でサーバを動かす。
 単純に怖い。
 けど一番手軽。

 ということで、色々考えた結果4をベースに、Windowsにユーザを追加し、権限を滅茶苦茶絞った上でそれをサーバにしよう。
 と相成りました。

 NTFSで、普段自分が使っていたディレクトリには他人は入れないから、大丈夫かな、とか思ったりなんかして。

 なので、今回は04WebServerなんて使ってみました。
 これが結構わかりやすい。
 SSLサポートをしていて、httpsでしかアクセスできない領域が作れる。
 Webdavサポート。

 これなら十分な感じです。
 セットアップ自体は簡単。
 インストーラでインストールするだけです。勝手にサービスとして起動もしてくれるので、楽。
 自分はサービスの持ち主を変えましたが。
 あと件のネットブックは80/443ポートが後述のTeamViewerで埋まっているので、変なポートに設定しています(FWでNATするので、外からは普通に見えます)

 で、前々からDropBoxにドキュメントルート以下を乗っけていたので、DropBoxをインストールして、同期。
 結構かかるのですが、放置。
 その間にPHPのダウンロードを済ませてインストールと設定をします。
 同期完了したら、そのまま04WebServerマッピング

 これだけで動きました。
 クラウドなバックアップいいですよ。

 そしてすぐに多少の設定で起動開始。
 今のところ、iphoneからssl経由でにアクセスできない、ぐらいの弊害でつながっています。
 原因不明。safariが証明書関連でエラーを吐きます。
 それ以外はいい感じです

 とりあえず、旧消費電力が大きくて調子の悪くてうるさかったサーバが、静かなサーバに変わりました。
 電源が切れた時にUPS的にバッテリーが持ってくれる事も期待大です。

 ちなみに、いままでSSHでリモートログインしてサーバをメンテしていましたが、このサーバからTeamViewerというアプリでリモート操作してます。
 ポート開放不要、iPhone,Androidからもログインが出来る、結構早い。
 いいです。
 今回のサーバ設定も全部、外からTeamViewerで行いました。

 嫁実家のPCにも入れていただいてて、自宅からでも急なサポートが可能になったり。